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2007-11-16 酵母に存在する2次構造を持つRNA、non-cording領域のアラインメントの正確性の評価

by Takahisa Furukawa last modified 2007-11-16 20:55

下記の2報を紹介します。

Comparative analysis of structured RNAs in S. cerevisiae indicates a multitude of different functions.

Steigele S, Huber W, Stocsits C, Stadler PF, Nieselt K
BMC Biol 2007;5:25

7種の酵母のRNAzによるゲノム比較解析から、「進化的に保存されたRNAの2次構造」の特徴が約2800領域で見つかった。
それらの領域のうち、74%は遺伝子や既知機能性RNAなどアノテーションの領域に重複していた。予測2次構造RNAを持つタンパク質コード領域の配列(CDS)は、共通の機能をもつ限られたグループに属しており、これらのRNAは転写後の制御や局在化に関わっている可能性が考えられる。
26%のアノテーションのない領域の多くは、UTRに重複し、それらは特定のクラスのタンパク質コード遺伝子のUTRであった。
さらに、多くの予測2次構造RNAはアンチセンス転写物と重複していた。また、120領域の予測構造RNAはプロモーター領域に属していたうえ、別のものでは、タイリングアレイやESTのデータにおいて、アノテーションのない遺伝子間領域の転写物と重複しているものもあった。
本研究の情報科学的な予測は、酵母においてかなり多くの重要なncRNAが存在していることを示唆している。

How accurately is ncRNA aligned within whole-genome multiple alignments?

Wang AX, Ruzzo WL, Tompa M
BMC Bioinformatics 2007;8:417

Rfamのnoncording RNAのアラインメントを利用して、特定のノンコーディング領域の正確性を評価した。Rfamのseed alignmentに含まれる全てのヒトの配列を利用して、UCSCゲノムブラウザから得たMULTIZ-17 vertebrate alignmentを調査した。特に、ヒトnoncording RNA elementに対して、chimericなアラインメントとpartialなアラインメントの例を638個見つけて、それらのうち少なくとも225個は簡単な方法で改善できた。


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